【新規就活生必見】自己分析は超重要!

就活のことを考え始めると「自己分析」という言葉をよく耳にするようになりますよね。

「就活始めたらまずは自己分析っていうけど、分析ってなんだかめんどくさそう…」

「自分のことなんてもう十分にわかってる!早く次の段階に進みたい」

こんなことを考えている就活生も多いのではないでしょうか。

また、

「今までセミナーやサイトを利用して自己分析してみたけど、なんか違う気がする」

「自己分析をすることによって、逆に自分がわからなくなった」

という声もよく耳にします。

自己分析とは簡単に言えば、『自分の価値観や強みを理解・分析すること』です。

就活のみならず、この先長い人生を生きていくであろう今の大学生にとって、自己分析はかなり大きな役割を果たします。

とはいえその重要性を理解した上で自己分析できている人はそう多くはないでしょう。

そこで、運良くこの記事に出会ったあなたには自己分析の目的からしっかりと理解してもらいたいと思います!

この記事では、

①自己分析の目的

②自己分析のやり方

③具体的な自己分析のフレームワーク←おすすめ!

の順に、自己分析のやり方の概要をお伝えします。

1.自己分析の目的

自己分析の目的は大きく分けて2つあります。

それは、

【自分の人生を充実させるため】

【他者に自分をアピールするため】

です。

これらが自己分析をする最たる目的です。

「就活の就の字も入っていないじゃないか!」

と思った人のために、就活にあった翻訳をすると、

【自分が働きたい職種・企業を見つけるため】

【志望企業に自身をアピールし、採用してもらうため】

となります。

ここで重要なのは、自己分析は就活のためだけにやるわけではないということです。

これをしっかりと理解した上で自己分析に取り組むことによって、より自分にあった職業や企業を見つけることができる上、将来のキャリアを見据えた就活が可能になります。

2.自己分析のやり方3選

次に、具体的な自己分析のやり方をご紹介します。

自己分析の手段は大きく分けて3種類あります。

①アプリやサイトの利用

インターネットの利用に慣れているみなさんがはじめに思いつくのは、アプリやサイトを使った自己分析でしょう。

スマホ1つで診断できるものも多いので、はじめの一歩に最適です。

最近では、質問に対して4〜5つの選択肢があり、それをタップして進めていくだけで自己分析ができるといった、自己分析診断ツールもたくさんありますよね。

これらのツールの大多数は無料で診断することが可能なので、まだ自己分析をしたことがない人は、まずはアプリやサイトから手を伸ばしてみることをおすすめします。

調べると山のようにありますので、自分が欲しい情報や適性に合わせて利用してみてください。

②本や雑誌

本や雑誌にも自己分析ができるものがあります。

この方法ではノートや紙などに自分で手を動かして書くことになるので、より具体的な自己分析が期待できます。

アプリやサイトでの自己分析に比べて多少手間はかかりますが、深堀りができるので、より深く自分のことを知って将来に活かしたいと考えている人にはうってつけのやり方です。

私のおすすめは、

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

『メモの魔力』

です。特に前者は、自己理解が大好きな著者がそれを広めるために書いた、いわば自己理解のバイブルなので一度手にとってみることをおすすめします。

私もこの本の中の質問項目にこたえることで、自分の人生の道標を見つけることができました。

③他者との会話

自己分析には、人との会話がいちばん効果的です。

普段一緒にいる友人に自分の長所や短所を聞いてみるもよし(少し恥ずかしいかもしれませんが)、普段関わらない人や社会人に話を聞いて自分の新たな可能性を探してみるも良しです。

聞いてもらう相手に、聞いていて曖昧なところを深掘る質問をしてもらうとより効果的に自己分析を行うことができます。

アプリや本を使った方法では自分の内側からの情報しか捉えることができませんが、他者との会話からは自分の知らない自分に出会うこともできます。

自分だけで自己分析をするのには限界があるので、友人などに協力してもらい、客観的な支店も交えながら自分を理解していきましょう。

自分を理解し言語化することは案外難しいですが、未来の幸せのためにここはおろそかにしないことをおすすめします。

普段から自分が何をしたいのか考えながら行動してみるのも良いかもしれませんね。

3.【おすすめ】自己分析のフレームワーク2選

自己分析の基本は、過去を振り返ることと未来を見据えることです。

ここでは過去編と未来編に分けて、アプリや本、ツールを使うことなく自分自身だけでできるとっておきの自己分析フレームワークを2つご紹介します。

無料でできるおすすめの方法なので、皆さんもぜひ試してみてください。

過去編:『自分史分析』

①自分史を作る

自分史とは、自分が今まで行ってきた活動や行動、過去のエピソードをまとめたものです。

幼少期から小学校、中学校、高校、大学と時系列に沿って思い返しながら求めていくのが良いでしょう。

いきなりすべてのエピソードを思い出して書き出すのは難しいと思いますので、まずは「喜びを感じたエピソード」や「楽しかった体験」というようにトピックを定めて書き出していくのもいいかもしれません。

しかし最終的には喜怒哀楽のエピソードをすべて書き出してください。プラスの感情だけでなくマイナスの感情も分析することによって自分の価値観や考え方をより深掘る事ができます。

②感情の理由を深掘る

喜怒哀楽のエピソードをある程度書き出すことができたら、次はエピソードごとに、なぜその感情を抱いたのか考えて書き出してみましょう。

例えば「クラスのまとめ役をやった文化祭で賞を獲得できて嬉しかった」というエピソードがあったとすると、

その理由には「責任感ある立場で成功できたから」「クラスメイトと協力して得た賞だったから」などが考えられます。

ここでしっかりと自分のエピソードと向き合うことで後々自分の価値観や考え方を知る手がかりになるので、適当に済ませてしまわないようにしましょう。

③自分の価値観や考え方を見つける

エピソードの深堀りまでできたら、次はそこから自身の価値観や考え方を推測してみましょう。

先程の「責任感ある立場で成功できたから」「クラスメイトと協力して得た賞だったから」という例で言えば、

「責任感を感じられると、同時にやりがいを感じる」「仲間との協力を重要視している」などの価値観が見えてきます。

自分の中では当たり前と思うことも手間を惜しまずに書き出しておきましょう。

自分が当たり前に感じていることの中にこそ、あなたの強みや考え方が反映されているものです。

未来編:『ドリームリスト100』

①自分がこれからやりたいことや将来の夢を100個書き出す

その名の通り、あなたの夢を100個書き出してみてください。

「100個なんて冗談でしょ」と思った人もいるかも知れませんが、本当です。100個書き出してください。25でも50でも75でもなく、100個書き出してください。

この100というとても大きな数字には、自己分析をする上でとても大きな意味があります。

それは、自分の奥底にある自分と向き合うためです。

この方法は私も試したことがありますが、正直50個くらいまでは現実的であるかどうかとかかっこいいかっこ悪いを気にして書き出していました。

でも100に近づくにつれ、だんだん自分の中の固定観念や色眼鏡が外れ、心の奥底にある真の夢を掘り起こすことができるようになるのです。

このワークは自分の可能性の大きさを改めて再認識させてくれる上、やっていてとてもワクワクするのでかなりおすすめです!

②100個の中から上位5つを決める

真の自分と向き合い、100個書き出すことができたら、次はその中から5つ選び抜いてみてください。

選ぶ際に注意してほしいのは、せっかくはずれた色眼鏡を再度かけてしまわないように意識することです。ほんとうのあなたを包み隠すことなくさらけ出しましょう。

その5つが、あなたが人生で求めていることであり、それを知ることによって就活においても自身の目的を見失うことなく納得のいく選択ができるでしょう。

他の記事でも言っていますが、就活はあくまであなたの夢や目的を達成させるための一つの手段です。みなさんにはその認識をしっかり持った上で就活に望んでほしいと思います。

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