【留年就活】経歴に自信がなくても大丈夫!就活アドバイザーインタビュー第1弾

登場人物

河原地南実さん(通称:ラジー)
キャリアエッセンス面談対応インターン生面談できます!
慶応大学経済学部22卒
大学2年の12月から就活を始めたが、3年生を留年。約2年間の就活を経て某大手企業に内定。

小林正弥(通称:マサヤ)
ブログの著者
キャリアエッセンスブログ担当インターン生
金沢大学フロンティア工学類3年

日々変化する「就活の軸」

就活の軸はどんなところに置いていましたか?

前提として、就活の軸は毎日変わっていました自己分析は日常の中で常に行うことをモットーにしていたので、毎日と言っていいほど軸が変わっていましたね。最初は、正直社会の事がよく分かっていなかったので、稼げるお金とかダイナミックなことができる職業とかそういう感じのことが軸になっていました。そこからだんだんと、自分に合った仕事じゃないと活躍できないことに気づいて、抽象的ではありますが「自分の力が活かせる」というのと「自分が楽しめる」という軸を持つようになりました。この「自分の力」と「楽しめること」の部分が日々の自己分析の中で変わっていった感じです。

なるほど、日常で常に自己分析すると。具体的に意識してた事はありますか?実際に取り組んだこととか。

取り組みっていう考え方は少し違うんですよね。日々生きてるといろんな情報が入ってくるじゃないですか。その情報に触れた時に、自分はこれが好きなのか嫌いなのか、これを楽しめそうなのかそうじゃないのか、っていうのをいちいち立ち止まって考えることです。OB訪問とかインターンに行くとそういう機会は無限に訪れるはずなんですよ。例えば1日のワークの中でも、グルディスは楽しめたけど資料を分析してる時間はつまらなかった、という感じで。そこをしっかり考えることで、自分の強みみたいなものが見えてくると思います。

なるほど〜。常に自分のことをどんな人間なのかって考えることが重要なんですね。

僕はそれが結構楽しくてやっていました。

「妥協のES」と「GDでの立ち回り」

次に選考対策についてお聞きしたいと思います。
まず、ESを書くときに意識していたことはありますか?

ESに関しては「具体性」と「わかりやすさ」の2つだけを意識していました。
そもそも書類選考って変数がめっちゃ多いじゃないですか。顔写真も出してるし学歴も出してるし経歴も出してるしテストも出していて、その中にESの設問もある。どれで評価されてるかはわからないので、ある程度妥協ラインを見つけて折り合いをつける必要があると思ったんですよね。その妥協ラインとして「具体性」「わかりやすさ」を置いていました。
なんでこの2つかというと、「わかりやすさ」については、人事の人から「わかりにくいESは弾かれます」っていう話を聞いていて。パッと見て読みにくかったら印象悪いし、人事の人もいっぱい読んでる時間無いので、読みにくいとそれだけではじかれちゃうんですよね。だから、誰が読んでもわかりやすい文章にすることは大事にしてました。「具体性」については具体的なエピソードに個性が宿ると思うんですよね。抽象的な話をしたところで読んでいて面白くないと思うので、受かりにくいのかなって。だからなるべく具体的な情景を思い浮かべられるように書くことを意識していました。

なるほど、ESの妥協ラインを設定するというのは新しい考えですね。
次に、グループディスカッションにおいて意識していた事があれば教えていただきたいです。

基本的にはファシリテーターをやることが多かったと思います。もし僕以上にファシリテートが得意な人がいる場合は、自分は一歩引いた目でファシリテーターの人が漏れてる観点などを指摘する役に回ることが多かったですね。

自分よりファシリテートが上手い人はどうやって見つけたんですか?

本番で僕より先にそういう動きをして、かつ僕が考えた道筋より筋が良かったら譲っていた感じですね。
もし筋道がずれていると感じたら、割って入るのは良くないのでやんわり方向性を変えていく感じで主導権をもらっていました。「それって今話すことじゃないんじゃないかな、それだったらこっちのこと話さない?」みたいな感じでプレイヤーチェンジしてました。

それできるのすごいですね。なるほどです。

ジョブティの3つの強み

ジョブティを受けたことはありますか?

あります。就活終わった直後に倉田さんに誘われて受けました。

自分がもし就活中にジョブティを受けていたらどういう感じで役立ったと思いますか?ジョブティの強みを客観的に語ってほしいです!

分かりました。これは3つあって、
・自己分析ツールとして優秀
・インターンの練習になる
・営業のロールプレイングになっている

という感じですね。

【自己分析ツールとして優秀】
ジョブティのスコアって学チカの内容ではなくて、自分の話し方とかコミュニケーションの中で滲み出る能力なので、ガクチカの内容を補完する使い方ができるんですよね。例えば、ジョブティで論理的思考力のスコアが高めに出た人は、ガクチカの内容はハートフルな話をしたら人間として受けがいいんじゃないかとか。そうやって学チカとのバランスを持たせる使い方もできると思います。ガクチカの内容一切抜きで点数になるっていう事は、コミュニケーションの際に自分がどういう能力を感じさせることができるのかが分かるということなので、そういう意味では自己分析ツールとして稀有なサービスです。

【インターンの練習になる】
インターンでやる事ってめっちゃ抽象的に言うと、資料を読み込む→資料をもとに仮説を作る→その仮説をプレゼンする、の3ステップなんです。ジョブティがやってるのもこれなんですよね。グループで議論する形ではないけど、個人技に関してはインターンと概ね同じなのでインターンの前に是非活用してくださいっていう感じですね。

【営業のロールプレイングになっている】
単純に、営業職志望の人は絶対受けたほうが良いです。営業として入社したらロールプレイっていう模擬営業みたいな練習をする機会が多いみたいなんですが、ジョブティはそれに近い経験ができるのでおすすめです。FBも点数で伝えてくれるので自分の苦手な部分も発見しやすいと思います。

このブログを読んだ沢山の人がジョブティを受験してくれそうなコメントありがとうございます。

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ありのままの自分をさらけ出す就活スタイル

今後のキャリアの展望をお聞きしたいです。お話しできる範囲でどんな風にやっていきたいかをお聞きできればと思います。

持論なんですけど、プランは持ちたくないと思ってます。強いて言えば、10年後くらいには今の自分が想像できないような自分でありたいと思っているので、それに向けて日々を全力で生きるということだけ考えてますね。

かっこいいですね、ありがとうございます。
補足質問で、1年間留年されたということなんですが、面接の際はどんな風に説明していましたか?

オープンに全て言っていました。僕はステータスが雑魚なんですよ。体育会に所属しているわけでもないし、留学も行ったことがないし、ゼミも入ってないし、GPA1.0以下で留年してるっていう感じで。そんな自分を受け入れてくれる会社がいいと思っていたのでめちゃくちゃオープンに話してましたね。一回それを取り繕おうとして激詰めされて30分の面接が説教になったこともありましたしね。そもそも僕がつるんでる人たちは留年しても笑ってくれるような人だったしそれが気楽だと思っていたので、自分ではむしろおおっぴらに言うようにしていました。
さらにこれには「面接の開始段階で期待値が下げられる」っていう利点もあるんですよね。「留年してます」って言うことで期待値を下げておきつつ、「留年した割にこいつ色々と喋れるな」っていう評価に持っていくことで面白いと思ってもらえることは少なくなかったです。だからオープンにして良かったなと思ってます

留年をさらけ出すことで、ありのままの自分を受け入れてくれる会社を見極める手段にもなったんですね。

めっちゃよく言うとそうですね。でも留年はしないほうがいいです。成績が理由で落とされたところももちろんあったので。

『個性>経歴』自分自身に自信を持ってほしい

最後に、これから就活に向かう後輩にメッセージをお願いします!

自分の経歴に自信がない人も安心してっていうことは伝えたいですね。学生時代に大したことしてなかった人もいっぱいいると思うんですよ。僕もその不安を抱えていた一人でした。ESに留学経験とかを書く欄って必ずと言っていいほどあると思うんですが、それと仕事力って必ずしも直結はしないし、それが全てではないのは自明だと思います。つまり「肩書き」と「仕事で使えるかどうか」は必ずしも直結しないので、あまり大したことやってこなかったっていう人もそこに悲観的にならなくていいと思う。それよりも自分の相対的な強みを日々の自己分析のなかで掴んでもらうことが重要だなと。そういう、「自分が相対的に持っている個性」に自信を持って就活をしていくとより良い会社と巡り会えるのでぜひ頑張ってくださいっていうメッセージにしたいと思います。

ラジーさんならではの就活メッセージでしたね。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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