【戦コン志望者必見】1年に2度の就活で納得内定!就活アドバイザーインタビュー第2弾

登場人物

中田裕之さん
キャリアエッセンス就活アドバイザー(こちらから面談できます!
一橋大学社会学部22卒 体育会系所属
1年に2度の就活を経て、戦略コンサル業界で納得の内定を獲得。

小林正弥(通称:マサヤ)
ブログの著者
キャリアエッセンスブログ担当インターン生
金沢大学フロンティア工学類3年

1年に2度の就活!?その真意とは

まずは、中田さんが辿った具体的な就活スケジュールを教えてください!

私は戦略コンサルティングファームの業界を見ていたので2020年の夏ぐらいからインターン選考等がありました。そこをめがけて、2020年の3月ぐらいから始動する選抜コミュニティに所属するために就活を始めましたね。夏のジョブ参加を経て2社から内定をいただいたので、一旦2020年の10月ぐらいに就活を終えました。でもその後わけあって2021年の1月,2月頃に再開して、最終的に2021年の4月半ばくらいに終わったという感じでした。

なるほど、結構早くから始めていたんですね。
2回目の就活が始まったところがありましたが、詳しく教えていただけますか?

わかりました。戦略コンサルティング業界は、東京一工や早慶上智の人たちがたくさん受ける人気業界で、選考倍率もとても高いんですよね。そういう選考難易度が高いところを受けていたら、そこに行くことが目的化してしまって。戦略コンサルタントになりたいと思った最初の想いを忘れてしまっていました。ただ、一度内定をもらって就活から距離を置いたときに、就活の意味をゆっくり考えることができたんです。そのときに、戦略コンサルタントになりたかった理由を思い返すことができて、目的ではなく手段として戦略コンサルタントという仕事を見つめなおすことができるようになりました。そう考えたときに、(10月に内定をもらっていた)今の企業じゃないなと思って就活を再開したという流れです。

そうだったんですね。
10月から2月の間は、頭の中では就活のことを考えつつモヤモヤしてた感じでしょうか?

そうですね。内定もらって10月から12月くらいまでは就活が終わって自由だ!と思ってたんですけど、いつのまにか考えるようになった感じですね。そこから、現役のコンサルタントさんなどのいろんな大人に会って話を聞くうちに、やっぱり今のままでは違うなっていうふうに思ったので、思い切ってもう一回はじめました。

ありがとうございます。

就活の軸は『日本を変えていける職業』

中田さんは企業選びの軸はどんなところに置いていましたか?

企業選びの軸は、3つありました。
前提として、父親の仕事が公務員だったこともあって、日本のために働きたいっていうことを小さい頃から思っていたんですよね。父は日本のオペレーションを動かしていく職業で、変化を起こすというよりは支えていくところでした。でも自分はそうじゃなくて、日本を変えていく方向で日本のためになりたいと思っていました。それが一つ目の軸です。

二つ目は、自分が毎日新鮮な日々を送れるような仕事がいいなと思っていました。やっぱり毎日同じような仕事をひとつの目的に向かって何十年もやっていくのは自分にはしんどいと思ったので、半年とか3ヶ月単位で色々なプロジェクトなどを経験できる業界がいいと思っていましたね。

三つ目の軸は、やっぱりこれからの世界、求められるスキルとか働き方もコロコロ変わっていく中で、どこでも生き残っていけるような普遍的なスキルを身につけたいっていうところがありました。具体的には、問題解決能力とか財務知識とかですね。そういったスキルを深く身につけられる業界が良いと思っていました。

ありがとうございます。

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戦コン志望者の選考対策!抜かりない…

選考対策として行なっていたことを教えてください。

選考対策で行ったことは主に3つですね。
まず一つはテスト対策です。戦略コンサルティング業界では、テストでの足切りが非常に厳しいところが多いんですよね。選考者の9割がテストで落とされるくらいなんです。だからまず、テスト対策はしっかりとやっていました。戦略コンサルを目指している人にはそこは大切にしてほしいですね。

二つ目はケース面接の対策です。この対策では、本などでインプットした「論理的思考の仕方」とか「仮設思考の立て方」といった内容を、インプットだけで終わらせずにアウトプットする場として選抜コミュニティを活用していました。

最後が人物面接対策ですね。ケース面接では思考力の対策だったんですが、人物面接の対策としてはコミュニケーション能力を鍛えるところでした。これに関しては、意識的に鍛えるというよりも日頃から目上の人と積極的に話をするようにしていました。人物面接をそのまま練習すると台本読んでるみたいになりがちなので、そうではなくて目上の人とも自然な会話ができるように日頃から話すようにしていたという感じです。

戦コンってなかなかハードなんですね…
テスト対策で使っていたツールなどはありましたか?

そうですね。前提として、戦略コンサル業界ではSPIとか玉手箱といった有名なテストではなくて、業界特有の難易度の高い問題や会社独自の筆記試験を出してきたりするんですね。その対策として、国家総合職受ける人のための数的推理と判断推理のテキストを使っていました。

なるほど、ありがとうございます。
目上の人と話すときに、アプローチに利用したツールなどがあれば教えてください。

基本は大学の名簿を使って連絡をしていました。あとは、インターンに行って繋がりを作るのは常套手段だと思うんですけど、それ以外でいうとTwitterなどでも企業の人が情報発信していたりするので、そういう人に連絡をとって話すことはしていましたね。

なるほど、SNSを使ってアプローチする方法もあるわけですね!ありがとうございます。

中田さんのキャリア展望&就活生へのメッセージ

今後のキャリア展望を人生の目的等も含めてお伺いできればと思います。

そうですね、その場その場で自分にとって最適な選択肢を取れるような場所に身を置き続けたいという想いはありますね。あとは、日本のためにいかにインパクトのある変化を起こしていけるかというところです。ただ、今はなにがしたいとか自分のどこに強みがあるかわからないので、自分がやりたい領域の中で一番日本のためになるシンクタンク業界のコンサルティング部門に行こうと思っています。でもこの先、自分の問題意識が変わったりしてベンチャーキャピタルなどの選択肢も出てくるかもしれないです。

なるほど〜、色々と深く考えてらっしゃるんですね。
最後になりますが、これから就活を始める後輩に向けてメッセージをお願いします!

やりたいことが決まってる人は、そのやりたいことに向かって突き進むのが一番いいと思います。自分に本当にやりたいことがあるなら、まずそこに足を突っ込んでみるのは絶対に大切なので、周りの目線とか圧力とかを気にせず頑張ってください。

なにをやりたいかまだ決まっていない人は、なにをすればいいのかとか自分が何者になれるか分からなくてすごい辛いと思います。そういう人はとにかく色々な社会人に会ってみてください。その中で、自分はこういう人になりたいとかこういう人にはなりたくないっていうのが出てくると思うので、それで決めてしまうのがその人にとって一番幸せだと思います。というのも、なにをやりたいか分からない中で仕事をするとなると、周りが尊敬できる人じゃないと続かないと思うんですね。すごい有名な会社に就職したとしても、自分が好きじゃない人たちと一緒に仕事するのはしんどいと思うので。だから、なにをやりたいか分からない人はたくさんの人と会ってみて、自分がそういう人になりたいと思える人が多い業界を目指してみるのがいいです。今は辛いかもしれないですが、頑張ってください。

ありがとうございます、とても綺麗なメッセージで感動しました。
ちなみに、中田さん自身は大人の方とお話しをする中で、こんな人になりたいとかこんな人にはなりたくないというのはありましたか?

そうですね。こういう人になりたいって思ったのは、頭はすごいいいけど同時に「やんちゃさ」みたいな部分も持っている人ですね。で、この「やんちゃさ」っていうのは結局「我が強い」っていうところだと思うんですよね。「我が強い」っていうのは、自分がやりたい事を明確に持ってるからだと思うので。だから、頭がいいだけじゃなくて、その仕事をする中でやりたいことを明確に持ってそこに情熱を注いでいる人には憧れを感じていました。

逆にこんな人にはなりたくないと思ったのは、目的もなくとりあえずステータスとしてその会社に入って仕事をしている人ですね。そういう人ってやっぱり死んだように生きてるようなところがあるんですよね。自分でなにがやりたいとかもなく、とりあえず承認されることが目的担ってしまっているような人もいて、そういう、頭はいいけど仕事の目的を見いださずにただ働いているような人にはなりたくないと思いましたね。

なるほど、自分もそうならないように気をつけます…。
本日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました!

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