登場人物
大竹さん
キャリアエッセンス就活アドバイザー(こちらから面談できます!)
音楽系の大学に通う22卒
「音楽系から就活」という特徴をうまく活用し、第一志望の総合商社に内定。
得意な面談:模擬面接
小林正弥(通称:マサヤ)
ブログの著者
キャリアエッセンスブログ担当インターン生
金沢大学フロンティア工学類3年
就活の軸「誇りを持って働ける会社」とは
ではまず、大竹さんの具体的な就活スケジュールを教えてください。
あまり参考にならないかもしれないんですが、私は3月から初めました。だから、夏秋冬のインターンは全部受けてないんですよね。運転免許とかもあってなかなか本腰入れられなくて。3月入ると解禁になるじゃないですか。その流れと同時に始めた感じでしたね。
そうなんですね。3月始まりだと本選考だけだと思うんですけど、エントリーした企業ってどのくらいありましたか?
エントリーは50くらいしたと思います。ただ、第3志望群を金融、第2志望郡を専門商社、第1志望郡を総合商社っていうようにしていて、それぞれの郡で、内定をもらえたら終わりにしていたので、実際に選考に挑んだのは20社くらいだったと思います。
企業選びの軸はどんなところに置いていましたか?
誇りを持って働ける所っていうのを大事にしてました。OB訪問とかでいろんな社会人に会う機会があったんですけど、自分の会社自体に誇りを持って働いてる人ってそんなに多くないんだなっていうのを感じて。他のとこ志望してたけどなんとなくその会社に来たっていう感じの人が意外と多かったんですよね。自分は自分の会社に対してそういう風に思いたくなかったので、職種とか働き方というよりも、誰かに言うときに自信を持ってそこで働いていることを言える会社が良いと思っていました。
なるほど〜
ちなみに大竹さんにとって「誇りを持って働ける会社」の条件にはなにがありましたか?
そうですねー。条件はいくつかあるんですけど、一つはその会社自体が好きなこと。二つ目は、その会社がやってることに対して納得感があったり、自分が貢献できていると感じられるところ。あとは、ネームバリューとか大企業であるとかそういうところもひとつの条件だったと思います。
誇りを持って働く以外の軸はありましたか?
面接では色々言っていたんですけど、実はあまりなくて。強いて言えば、人と関わることが好きだったので、いろんな人と関われるような仕事がいいとは思っていました。
なるほど、ありがとうございます。ちなみに面接ではどんなことを言っていたんですか?
会社によって変えていたので、「建前の軸はこれ!」というよりは、それぞれの会社に合うようにいろんな軸を語っていた感じですね。
ありがとうございます。
選考対策と「憧れの総合商社」について
選考対策はどんなことをしていましたか?
そうですね、ESはとりあえずたくさんの人に見てもらって何回も何回も手直しをしました。特に総合商社に関しては1ヶ月とか2ヶ月とかそれくらいの期間をかけて作り込んでいました。面接練習は1日5人と模擬面接するっていうのを、3月後半から3ヶ月間続けていましたね。その甲斐もあって、就活終盤の面接はどんな質問をされても、「あーその質問ね」みたいな感じで進められて、本選考もそれでうまくいったので良かったです。
その1日5人の相手はどうやって見つけていたんですか?
トップ就活っていうサロンの仲間と行っていたのもありましたし、マッチャーで出会った社会人の方にも協力してもらっていました。
なるほど、やっぱりマッチャーって便利なんですね。ありがとうございます。
自己分析はやっていましたか?
やってはいたんですけど、そこまで大切にしていたわけではないですね。自己分析って終わりがないので。過去を振り返って自分を客観的に見るっていう面では大切だったと思うんですけど、そんなに自己分析にこだわる必要もないのかなと私は思います。
わかりました。
なにか他に選考対策で特にやっていたことはありますか?
模擬面接でも実際の面接でも、一度聞かれた質問は全てノートにとって単語帳にしていました。すでに聞かれたことがある質問は迷わず答えられるように毎日練習してましたね。だいたい面接官の方が気になるところとか自分が言うべき事って決まっていたので、そういうやり方が私には合っていましたね。
なるほど、それはどれくらいの粒度で単語帳化していたんですか?一言一句?
記憶力の問題で全部は覚えられなかったんですけど、でも一言一句テキストベースで質問と答えをまとめてはいました。
すごいですね、ありがとうございます。
次の質問なんですけど、第一志望郡がどうして総合商社だったのかも含めて入社企業の決め手を教えてください。
はい。就活を始めた時からA社(総合商社)が第一志望だったのでそこから総合商社や商社を見るようになったっていう順番になります。そうなった理由としては、私が初めてOGOB訪問したのがA社の方だったんですけど、その時にかけていただいた言葉がめちゃくちゃかっこよかったんですよね。それで、その人にその場で「私A社に入りたいです」って宣言して目指してきたっていう感じです。その方にはA社の内定までずっとサポートしていただきました。
憧れを追い続けてきたって感じなんですね。素敵ですね〜
次の質問になるんですが、その憧れの総合商社での今後のキャリアの展望を教えてください。
実はまだ全然考えられていないんですけど、まずは3年から5年は任された業務をしっかり全うして自分のできることを増やしていきたいと思っています。そのあとは、一生会社にいてもいいなって思ってますし、なにか他にやりたいことができていたら別の選択肢を取るのもありだと思っています。まずは入ってみてしっかり自分のできることをやろうっていう気持ちですね。
わかりました、ありがとうございます。
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ジョブティの強みはここ!
ジョブティは受けたことありますか?
はい。就活が終わってから受けました。
もし就活中に受けたらどんなところが役に立ちそうかご意見いただけたらと思います。
そうですね。ジョブティの本来の目的って自分がどれだけ働ける能力があるかを知るところじゃないですか。でもそれだけじゃなくて、自分はこういう気遣いができるとか意外とロジカルじゃないとか、自分で気づかないところを客観的に評価してもらえるんですよね。だから面接前とか本選考前に取り組んでおくのがお勧めですね。
自分が気づかないところを気づかせてくれるサービスということで、ありがとうございます。
話しているのは「ジョブティ -日本初、体験型就活サービス-」です。これは、実際に業務を体験していただくことで、約90分であなたの実務上の実力を測ることができる画期的な就活サービスです。
音楽系の大学から就活へ その苦難とは
大竹さんは音楽系の大学ということで、あまり就活向きの学歴ではないと思うんですが、そういうところで不利になったことはありましたか?
不利になったことはあまりなくて、むしろプラスになったことが多かったですね。音楽系の大学から就活する人ってあまりいないから、就活中のキャラ設定がしやすかった感じです。ただ、やっぱり自分の大学から総合商社(特にA社)に行く人が初めてというのもあって、OGOGが全く見つからなかったことは大変でしたね。
そうだったんですね。
あとは、「周りの人たちと違う方向に進む」ということも大変でしたね。というのも、そもそもうちの学年で就活してた人って私ともう一人だけだったんですよ。それぐらい就活するのが珍しい大学で。学校のキャリアセンターも動いてないし、周りの友達も就活してなかったから、その状態で自分だけ就活に向けて頑張るっていうのはちょっと大変ではありました。「芸術系に進むことが正しい」みたいな空気もありましたし。
周りの環境って結構大切ですよね。
先程、キャラ設定の部分でプラスに働いたっていう話がありましたが、そこについてもう少し詳しく伺ってもいいですか?
そうですね、一つの道を極めてきた人っていう印象になっていたので、すごい努力家っていうことが言わなくても伝わっていたのが一つありました。あとは、どうして音楽系の大学から就活するのかみなさん疑問に思うところなんですけど、それに対して説明して納得させられる理由を持っていたので、むしろ良い方向に捉えてくれる人が多かったという感じです。自分のバックグラウンドを相手の人がいい感じで汲み取って意味づけしてくれることが多かったのでありがたかったです。
その、音楽系の大学からどうして就活するのかという問いに対してはどんな答えを持っていたんですか?
大きく二つありました。一つは、コンクールで優勝したり大学に受かったというところで、「音楽」という分野でやりきった気持ちがあるっていうことを言っていました。もう一つは、人と関わるのがすごい好きなので、音楽っていう限定的な世界の範囲ではなくて、企業に属してもっと多くの人と関わったり、影響を与えていきたいっていうことを言っていましたね。
なるほど、確かにそれ聞いたら納得しますね!
「ベストを尽くして!」就活生へのメッセージ
では最後に、今就活をしている後輩へメッセージをお願いします!
そうですね、結果に納得できるかどうかって自分がベストを尽くしたかどうかだと思うので、やり残したこととかやっておけばよかったなっていうことがないように、自分の出来るベストを常に尽くしていただけたらなと思います!
力強いメッセージをありがとうございます。
本日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
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