書類選考や面接を突破するためにも重要な要素・・それが自己PR!
しかし、自己PR欄に何を書けば良いのか、なかなか思うような内容が書けないという就活生の方も多くいらっしゃるようです。
この記事では、書き方のコツや自己PRについての考え方に加え、おすすめのツールもご紹介しています。
自己PRを書く前に・・・
自己PRは、言わずもがな就活を行なっていく上での重要なポイントの1つです。
どのくらい重要かというと、採用担当者が学生を見極めたい時に確認するのは自己PRである・・と言われているほど。
こういう説明とともに「自己PR」と聞くと、学生時代に何かとてつもなく大きなことを成し遂げていないといけないのではないか、自分はこれといって何も特別なことをしていない・・と不安になる方もいるでしょう。
しかし「自己PR」に何か特別なことを書く必要はありません!
普段送っている日常生活の中でも、自己PR作成に繋がることはたくさんあります。
アピール方法や表現の仕方を工夫することで、日常的なことを効果的にPRすることも可能です。
特別な内容ではなかったとしても、自分で納得できる、オリジナリティのある内容を作成して企業にアピールすることの方が重要と言えるでしょう。
では、書く際にはいったいどんなところに気をつければ良いのでしょうか・・?ここからは書き方のポイントを説明していきます!
1,内容の根拠を示そう!
自己PRを書く際、ただ自分のできることを羅列したりアピールするだけでは不十分。
文章の中で、それらの内容を裏付ける根拠を示す必要があります。
例えば、自己PRの内容として「コツコツ努力できるところ」があったとします。
その場合、どういった根拠があって培われた能力なのか(例:毎日○個ずつ英単語を覚えて、最初は低かったTOEICのスコアを〇〇点もスコアアップさせた・・など)
その能力によって自分はどんなことができるのか、具体的な根拠を示す必要があるのです。
より具体的なエピソードで説得力のある自己PRの作成を目指しましょう。
2,過去を振り返って得意なことや成功体験を見つけよう!
自己PRで何をアピールすれば良いのかわからない・・
その理由の一つとして、成功体験の記憶が無いこと、自分で自分の得意なことを理解していないということが挙げられます。
まずは箇条書きで良いので、自分の過去の経験やスキル、実績を書き出してみてください。
振り返って書き出す・・という時点でなんとなく億劫になる気持ちもわかりますが、自己PRを書けないモヤモヤをずっと抱えるより、一発ここで書いてみましょう。
いくつか書いていくうちに、自分の得意なものや成功体験の傾向が見えてくることに気づきます。
本来の自分に備わっているスキル・実績を企業にアピールできるよう、このタイミングでしっかり自分と向き合っていきましょう。
3,何個か用意しておこう!
自分のアピールポイントは一つでなければならないなんてことはありません。
魅力に思うスキルや人材は企業によって違います。
それぞれの企業に適した経験やスキルを選んで伝えていくということが必要になってくるので、売り込める部分は複数持っておくようにしましょう。
4,伝わりやすい構成を意識しよう!
自己PRとは、自分を売り込みPRするための項目です。自分の持っている経験や能力、スキルといった企業にとってのメリットとなりうる人間性を伝えることで、自分をアピールします。
そしてその内容はもちろんのこと、どんな構成にするかによっても相手への響き方が大きく変わってくることがあるのです。
相手があなたの強みに納得してくれるような内容を目指して構成作成しましょう。
基本的な自己PRの構成
ここからは基本的な文章の構成とその内容について説明していきます。上で説明したポイントを踏まえて読んでみてください!
その1.自分の強み(一番アピールしたいところ)
まずは結論から書き始めます。
最も伝えたい部分を先に持ってくることで、読み手にとってわかりやすい文章となること、また結論ファーストは就活で求められる要素の1つでもありますね。
「強み」は企業に合わせて変えていく必要がありますが、その中でも「この人、入社後も活躍できそう」と思ってもらえるような、汎用性のある人事の人がイメージしやすいものを設定しておけると尚良いでしょう。
(例:「PDCAを最速で回し、結果を残せる」「目標を実現するために、プライドを捨てることができる」「周りを巻き込んで、共通の目標を確実に成し遂げることができる」等)
その2.強みを裏付ける背景の説明
自分の強みを相手に伝えるには、その部分が強みとなった根拠の説明が必要です。その部分が自分の強み・アピールポイントになった理由の詳細を説明しましょう。
例をあげるとすると・・
[強み] 私の強みはコミュニケーション能力が長けている点です。 [背景] 在学中は接客業に従事していました。その中では臨機応変な対応が必要となることも多く、経験の中で培った能力であると自負しています。のような感じです。
その3.課題
エピソードとセットで前振りとも言える部分です。まず自分の環境でどんな解決すべき問題が起きたのかを明らかにします。
この箇所も自分の強みやアピールポイントを裏付けるためのものですが、一番言いたい結果から脱線しないよう、どのように結果に繋がっていくのかを意識しながら書きましょう。
その4.エピソード
課題を解決するためにどのように取り組んだのか、できるだけ詳細を盛り込んだ具体的な説明を心がけしましょう。
「アルバイトで、お客様対応においてのクレームが多かった」などの課題に対して、「クレームがなくなるように努力しました」だけでは抽象的かつ説得性に欠けていて十分ではありません。ポイントは、
・どういう考えから
・誰と(1人で?)
・どのくらいの頻度で
・どういう風に・・・といった、取り組みの具体例を盛り込んで、読み手の納得を得られるよう作成していくことです。
その5.結果
具体的なエピソードを説明した後には、結果として自分が「何を得ることができたのか」を伝えます。最初に伝えた自分の強みの根拠となる部分です。
手に入れた成果や周りからの評価を含めて伝えることで、より具体的で納得性のある強みを企業にアピールすることができます。
その6.自分の強みがどのように企業に貢献するのか
最後は自分の強みと企業を紐付けて文章を締めくくりましょう。
どんなに根拠のある強みを相手に伝えたとしても、それだけでは不十分。
企業の関心の最大のポイントは、学生の強みが企業にどう貢献するかという点です。
その部分での関心を得ることが、自己PRを伝える目的と言っても過言ではありません。
自分は企業にとってこんなに必要な人物である・・と具体的に伝えることで、より説得力のある自己PRを作成していきましょう。
ここからは、自己PR作成にも役立つこと間違いなし!
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それがどうして自己PRにどう役立つの?と思いますよね・・。
実はJob-Tを体験することで、自分でも気づいていなかった自分の強みや苦手な部分がわかるんです。
先輩たちからも、Job-Tが自己分析に役立った!という声が多く聞かれています。
それぞれスコアが出るので、就活における今の自分のスキルが明確に可視化されるところもおすすめのポイント。
点数は高いに越したことはありませんが、そこまで気にする必要はありません。
何回でもチャレンジすることができ、何回も受けることで自分の成長が自分でわかるところも魅力の1つです!
自分の強みに自信がない、もっと根拠が欲しい!という方、ぜひお試しください!
まとめ
いかがでしたか?
良い自己PRを書くには企業視点を意識することがとても重要で、自分がいかにニーズにあった人材なのかを印象づけることが、自己PR作成の最終目的です。
「企業が何を求めているのか」に応えるような形で内容を作成していきましょう。
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