23卒 就活生の皆さんこんにちは、Career Essence Blogです。 11月も終わりに近づき、面接等も増えてきた頃でしょうか。今回は就職活動における、面接対策の記事です。
大手企業~ベンチャーまで多くの選考に通過してきたCareer Essenceインターン生にヒアリングして、面接対策情報を集めました。
「書類選考は通るけど、面接の通過率はもの凄く低い、、、」
「面接練習ってどんな練習したらいいの?」
そんなあなたにピッタリな記事になっています。
この記事を活用して、冬インターン・本選考の面接で無双してください!
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就職活動における面接とは?
就職活動における面接とはズバリ、就活生と面接官がお互いに知るチャンスです。
面接はあくまでコミュニケーションであり、自己満足な発表会ではありません。相手の聞きたい事を考え抜き、求めていることに着実に答えるのが面接です。まずここをしっかりと抑えましょう。
その次に、面接は対策次第で改善できるものであることを認識しましょう。
自分は、「コミュニケーションが苦手だから」とか「大体第一印象悪いし」といった自分の弱点のようなものは、クセでしかありません。しっかりと認識した上で対策を行えば誰でも乗り越えることが可能です。(筆者自身、話す時に右の口角だけ上がるという致命的な癖がありました。。。)
以上の事を踏まえた上で、Career Essence Blogでは面接の段階を
と分けて、それぞれについて解説していきます!
企業によって選考段階は変わりますが、大きく分けた時に「あ、この面接あの記事の〇次面接に該当するな」と思って貰えるような内容にしていきます。
一次面接対策!
ES(エントリーシート)やWEBテストの選考を通過した後に、行われるのが一次面接です。
多くが15~30分の面接で、早く終わったなと感じることが多い面接です。時間が短いからこそ、自身について簡潔に伝えることが求められます。
一次面接の特徴として大きいのが、足切り の性質だと思います。基本的なパーソナリティや学生の素養が企業の求めている像と大きく離れていないかを確かめるのが一次面接です。逆に言えば大きく離れていなければ、通過ができる面接です。
一次面接の通過ができないという就活生は、基本的な質問の受け答えにおいて面接官が求めている答えができていません。以下の質問集を参考に面接対策を進めてみましょう!
一次面接想定質問集
- 学生時代力を入れていたことは(深堀も含めて)
- (趣味について)なぜそれに興味をもったの
- (部活またはサークルについて)なぜそれを始めようと思ったの
- 自身の長所短所は
- 学生時代他に力入れていたことある
- 苦手な人はどんなタイプですか
- 尊敬する人はいますか
- 挫折、失敗経験について教えてください
一次面接の多くは学生時代の活動(ガクチカ)の深堀がメインです。学生時代の活動に関して、自身の役割や行ったことだけでなく、自分がどのように人と関わり結果を出していたのかを自己分析することでよい結果が得られることが多いです。とはいえ、オーソドックスなガクチカの深堀だけではありません。以下は注意しなくてはいけません。
一次面接 注意しなくてはいけない質問 3選!
- あなたの長所短所はなんですか
- この質問は、面接官もあなたのアピールポイントを探っています。他の就活生と差別化するポイントだと捉え、準備しましょう。長所短所を聞かれた際に、就活生が苦戦するのは「短所」の答え方です。自分が悪いと思っているポイントを素直に答えているだけでは、面接官にいい印象を与えられません。営業職の面接で「コミュニケーションが得意ではありません!」と答える人はいませんよね。
- ここで大切なのは、受けている会社の社風に合うと思われる長所・短所を自分の中の引き出しから説明することです。「頑固」という短所でも「信念が強すぎる」「視野が狭くなり、自分の意見が正解だと考えてしまう」等、言い回しはたくさんあります。それぞれの会社の社風に合った言い回しを工夫しながら見つけましょう。(浅すぎる長所短所にならないように注意!例:真面目です。頑固です。)
- 長所ではあまり問われないですが、短所を答える際には特に短所に対して対応策があるかということまで重要です。自分の短所を認識しているからこそ、解決策を用意しています、というアピールチャンスにすることができます。ここまで用意していると、納得感のある答えになります。
- 筆者の場合(短所):人の意見を聞きすぎて、決断が鈍る(短所)→自身が行っている活動の目的及びゴールを常に意識し取り入れる意見を判断する(対応策)→(その後具体的エピソード)と答えていました!
- 苦手な人はどんなタイプですか
- 自分も苦戦した質問です。この質問では会社でクセのある人とどう関わることができるかという再現性を測られていると考えています。社会に出たら学生生活以上に多くの人と関わりビジネスを行っていかなくてはいけません。そうした中で人とどう関わるのかという再現性が測られていると考えられます。
- 苦手な人が聞かれた時も「なぜ苦手なのか」を具体的に答えることで自分自身のアピールチャンスとすることができます。自分がその人をなぜ苦手なのかを具体的に認識している(アピール)、認識しているからこそどのように付き合っていけばいいかもわかっている(アピール)と考えて答えを用意してみましょう!
- 筆者の場合:自分の意見をどうしても曲げられない人(結論)→組織として大きな結果を出したいと考える際に、議論が停止させられてしまうことが多い(なぜ苦手か)→そういう人の多くは自分の意見が結論に反映されていることにこだわりをもつと考えているため、その意見を上手く取り入れられるような落としどころを周囲のメンバーと思考する。(対応)→(時間次第で具体例)という形で答えていました!
- 挫折経験について教えてください
- この質問では、社会でより大きな困難・挫折と出会ったときにどのように対処するのかという再現性を見られていると考えています。学生時代にどのような挫折と出会いそんな中でもめげずに向き合ってきたか、というのは社会においても重要な力として認識されているということですね。
- ここにおいて重要なのは胆力×適切な解決アプローチです。(胆力)挫折経験は確かに大きなもののほうがいいですが、結果的には小さなものでも、話し方次第で自分の人生にとってどれほど大きな影響を持っているかは伝えることができます。きつい状況の中でも頑張ることができるという胆力を伝えられるようなエピソードを自己分析の中で見つけていきましょう。(適切な解決エピソード)ここでは辛い状況下でも、どれだけ正確に状況を見つめて、建設的に解決しようとしたかを見られています。ここの答え方は特に重要で、自分の強みもアピールできます。論理的思考力なのか・信頼関係構築なのか、行動力なのか、自分の伝えたい強みに合わせてエピソード選定できるといいですね。
- 筆者の場合:留学中の(スポーツ)チームで大会において全敗したチームにおいても、1分たりとも試合に出場させてもらえなかった。チームメイトの関係性すら瓦解していくのを目の当たりにしながらも、言葉の壁があり貢献することができなかった(きつい挫折経験)→ウェットな信頼関係構築が自身の強みだと考えていた。毎練習前・練習後には必ず1度各チームメイトと(スポーツ)に関する意見交換をすること、練習後の飲み会では自身のパーソナリティをシェアすることの二つを実行し続け、チームの心の司令塔になろうと心掛けた。最後はチームの司令塔としてチームの優勝に貢献した。と答えていました!
注意すべき質問に関しても詳しく解説してみました。この回答方法は他の質問にも転用できると思うので、ぜひ自己流のエピソードに落とし込んでみてください!
二次面接対策!
一次面接での足切りを通過した後の面接が、二次面接です。
時間は30分~1時間が多く、自身の経験や思考について強めに深堀が行われるのが二次面接です。
基本的なパーソナリティに関してはOKが貰えている就活生は二次面接において、能力や志望度を測られることとなります。
自身の経験に関して、一次面接以上の深堀が行われることとなりますし、企業によってはケース面接等も課されます。そうして、能力を測られた後に志望理由等の質問が行われます。
能力×志望度で企業に必要な人材かどうかが測られる段階になります。
二次面接想定質問集
- 学生時代の活動の更なる深堀
- 弊社の志望理由を教えて
- 尊敬する人は
- 最近気になったニュース教えて
- 他社の選考状況
- 入社後にやりたい仕事または部署は
- なぜ同業他社ではなく当社を志望するのか
- あなたの特技はなんですか
- 仕事が5つ同時にあったらどうまわす?(業務ケース)
- ○○の売上どう上げる?(ビジネスケース)
二次面接でも多くは学生時代の活動の深堀ですが、その多くの目的は能力審査です。能力や社会をどのように見ているかを問う質問が増えてくるため、具体的に答えられるよう準備しましょう。
二次面接 注意しなくてはいけない質問 3選!
- なぜ同業他社ではなく当社を志望するのか
- この質問で問われているのは、差別化ができているか・差別化できるほど当社について知ろうとしているかという志望度が測られている質問だと考えています。いうまでもなく業界研究・企業研究が大切になってきます。
- 筆者の場合:筆者がこの質問に答える際に心掛けていたのは、個人ベースまで差別化するということです。具体的にいうと、OB訪問をして企業研究をしたうえで、そのOBの先輩方が述べていたことに、自分の過去の経験が共通していることを述べることで社風とのマッチングを伝えていました。OBの先輩方の経験(個人)も自身の過去の経験(個人)も否定できるものではないため、完全に差別化された志望理由・志望度を伝えることができます。まとめると:企業を志望する理由(簡潔に)→OBのエピソード(簡潔に)→自身のエピソード(具体化)→志望する理由(具体的に)という流れで答えていました!
- 入社後にやりたい仕事または部署は
- この質問で問われているのは、会社で活躍するキャリアビジョンを見据えられているかという志望度が問われています。志望する会社・業界に関してしっかりと研究されているか、その上で自分の強みを生かしてどのように活躍するかというビジョンまで組み立てられているかということまで見られています。
- この質問で大切なのは、他の人ではなく自分だから成し遂げられるチャレンジングなものになっているか、ということです。ここではただ大きいことを言え!といっているわけではなく、過去→現在→未来 をしっかりと自分らしく組み立てられているかということです。過去の自己分析から見つけた自身の強み×現在の会社の分析=会社における自身の活躍ともいえるかもしれません。
- 筆者の場合:志望理由(簡潔に)→具体的に自身のやりたいこと(部署・業務ベースの話に自身の強みを織り交ぜる)という形で話していました。あくまでも仕事・部署について聞かれているため、個人的な経験に関してはそれほど多く話しませんが少しづつ織り交ぜることで説得力を持たせるよう心掛けていました。
- あなたの特技はなんですか?
- この質問は少々番外編です(笑)ですが、自身の個性を表現できるアピールチャンスです。こうした雑談のような質問においても、自身のパーソナリティを少しでも伝えることができれば、面接無双に繋がります。
- 筆者の場合:都内の駅名を言っていただければ、近くでお勧めのサウナを提示できてしまいます。と言ったこともあります(笑)ただこの情報を伝えるだけではなく、人間関係構築の一環としてサウナを利用しています!と一言付け加えるだけで、納得させることができていたと感じています。
最終面接対策!
能力の審査が完了した二次面接を通過した後に待ち受けるのが、最終面接です。
時間は15分~数時間まで、企業の個性がでることが多いです。
二次面接で確認した志望理由に関して、更に深堀が行われたり個性や熱意といった会社とのマッチングを測られる場所になっています。自分について・自分の会社への想いについて、いかに熱く・個性的に答えられるかが求められる場となっています。
最終面接想定質問集
- 志望理由
- 入社意思確認
- 家族構成について
- 実際○○(競合他社)と迷ってない?
- 勤務地の希望
最終面接注意すべきこと!
最終面接はズバリ個性・熱意の勝負です。出てくる相手も役員クラスがぞろぞろと並んでいるということが多々あります。そんな中でも堂々と話すこと・熱意をもって話すことが何よりも大切です。能力・マッチングはすでに認められているという自信の元、志望度・熱意をすべて出し切りましょう。
いかがでしたでしょうか。今回は面接対策記事ということで、1次面接から最終面接まで想定質問を用意した上で解説してみました。みなさんのためにと思い、筆者も少々熱く書いてしまいました(笑)みなさんもこの記事を面接練習に活用して、就活無双してください!
最後までお読みいただきありがとうございました。