【内定者インタビュー】『対話重視の就活』の秘訣とは!明治大学22卒

今回は、明治大学4年生の小谷宝聖(おだにほうせい)さん『対話を重視した就活』について伺ってきました。

この記事ではそのインタビュー内容をまとめ、就活の流れから、対話を重視した就活の極意就活における重要な考え方など、22卒新規内定者の生の声を紹介しています。

これからサマーインターンに参加する23卒のみなさんにとってとても有益な情報を伺うことができたので、ぜひ参考にしてください!

【登場人物】

キャリアエッセンス代表(画像右上)
一橋大学卒、伊藤忠商事→リクルートを経てキャリアエッセンスを起業

今回のインタビュー対象者(画像下)
22卒 明治大学4年生 株式会社キーエンスに内定

キャリアエッセンスインターン ブログ担当(著者)(画像左上)
金沢大学3年

12月から始めた就活で大切にしていたこと

では改めまして、いつ頃から就活を始めたか伺ってもよろしいでしょうか?

本格的な始動は12月〜1月でした。当初は留学や休学の選択肢も考えていたというところと、理系の3年という忙しい時期だったのもあって、サマーやウィンターのインターンにも参加していませんでした

そうだったんですね。
企業選びの軸は就活の中でどのように置いていたんでしょう?

軸と言えるかわからないですが、人と対話をして関係構築していく仕事がいいなと思っていました。その中で、自分がいかにパフォーマンスを発揮できるかという観点から、雰囲気や社風を見ていました。業界で絞っていくよりも一つ一つの企業を見て選んでいましたね。

なるほど。業界よりも一社一社の社風ということですが、その一社一社はどういったところを見ていたんでしょうか?

まずは一番行きたかった総合商社を見て一社ずつOB訪問をしていきました。その中で、社員一人ひとりがいろんなベクトルを持っていてそれを掛け合わせて何か新しい力を発揮するといった社風で気に入ったのが三井物産でした。加えて、伊藤忠一人ひとりの個性が強く面白いと感じたので、特に伊藤忠三井物産を見ていましたね。

じゃあ商社の中でも特にその2社を見ていたんですね。

エントリーしたのはその2社と豊通でしたね。三つとも面接まで進んだ後、落ちてしまったんですが。

あとは、メガバンクだったでしょうか?

はいそうですね。ゆくゆくは起業したいという考えがあるのでお金の知識を身に付けたいという面と、家に経営者が多くて会社の金銭事情やM&Aなどの話を身近に感じていたという面で、金融に興味が湧いて受けてみたという感じです。

なるほど。
先程ベクトルの持ち方というお話もありましたが、個々人の裁量権が大きくてボトムアップ型に近しい動き方をしている会社を選んだ感じでしょうか?

そうですね、一番意識したのはそこです。でも、自分が主体となってお客さんのために動けることが自分のやりたいことに通じると思って、裁量権が大きくない企業も少し受けていました。

結構金額単価が大きいところを選ばれてると思うのですが、そこはこだわりのようなものがあったのでしょうか?

そのときは意識して選んだわけじゃないんですが、より人の大事なところに接点を持って支えていきたいという気持ちが自分の中にあったのかなと、後から考えて思いましたね。

『人との対話』の中で生まれた選考対策

次に、選考対策はどんなことをしていましたか?

Webテストは基本的に勉強していなかったですね。前日の一日で SPI の太い本をバーっと適当にやったぐらいでした。主に、話す場面でどうやってアピールしようかというところや、相手との関係構築をどうやっていくかという部分を養っていました。

自己分析の進め方やこだわりについてはどうでしょう?

やっぱり自分でゼロからスタートするのは難しいので、自分は夏から秋にかけてのOB訪問で自分の深堀りを手伝ってもらっていました。0から1を人にやってもらって、1から10までは自分で膨らませる感じでやっていました。社会人の視点から自身の特徴や要素を出してもらって、そこから自分に合うものを都合よく抽出していく感じですね。

なるほど〜
エントリーシートについてはどうでしょう?なにか意識したことはありましたか?

そうですねエントリーシートはとにかく人に読んでもらっていましたね。ES作って身近な人に文章おかしくないか見てもらったり、ある程度仕上がってきたら関係ない企業の方のOB訪問で添削してもらったりしていました。

すごい、まさに人と関係性を構築しながらの方法ですね。素晴らしい。

倉田さんとの繋がりもmatcherだったと思うのですが、他にもmatcherで2,3人、とても仲良くなれた方がいて、その人たちから「小谷くんの場合ここをアピールして伝えていくべきだよ」といったアドバイスを頂いていました。そういうことを思い返すと、人との縁が自分にはあったのかなと感じますね。

人との縁を大切にする小谷君らしい就活ですね。
面接のところでも、相手との関係性を築くという独特な表現をされていましたが、「面接」というよりも関係性を築く感じで対策したんですか?

そうですね。やっぱり、原稿を作って話すのはあまり響かないと思っていて。雑談から入って、ただのアイスブレイクにしないで会話をつなげていく感じですかね。単なる言葉のキャッチボールじゃなくて、ちゃんと人と人との会話になるような時間を作ろうという意識はしていました。

凄いな〜そこに関しては、小谷君の中でつかんでいるものがあるんでしょうね。
「単なるキャッチボール」と「人と人との会話」の違いはどういったところなんでしょう

例えば、面接の途中で気になったことは自分から質問していました。相手からの質問を待つだけじゃなく、積極的に自分の意見や思っていることを言うようにしていましたね。

なるほど〜それは新しいですね。逆質問が出る前から積極的に聞いてた感じですよね。

そうですね。淡々と会話を続けるよりか人間味のある話にしたいと思っていたので。

素直なんでしょうね、小谷さんは。勝手ながらなにか近いものを感じます。

ありがとうございます!

小谷くんは10人兄弟の末っ子だから、人との関わり方とか対話というところはとても心得ているんだろうね。

10人兄弟!?

そうなんです。人との関わりという面では、結構仕上がっていますね(笑)

キャリアエッセンスのサービス「ジョブティ」について

ジョブティについては覚えていますか?もしよければどんな場面で役に立ったか教えていただきたいです。

覚えています!営業体験のテストですよね。
キーエンスの説得面接のときに、あの営業体験テストでの経験がかなり生きました
あの時、なんとなく雑談から初めたと思うんですけど、そこを倉田さん達に褒めていただいたんですよね。それを覚えていたので、本番でも参考にして雑談ベースで相手の考えを拾っていくようにやったら、とてもスムーズで綺麗な流れだったと褒めていただきました

なるほど!それはよかったな〜
キーエンス以外でもなにか役に立ったことがあれば教えてください。

そうですね、どちらかというと面接よりもOB訪問などの面談の際に役に立ちましたね。自分の伝えたいことをゴールから考えて、道筋を立てて話していくというところはあのテストが参考になるところでした。

相手がどこを見ているのかを考えるきっかけになったのがあのテストだったんですよ。面接とかしながら、相手は学生のどういうところを見てるのかなって考えるようになったのはあのテストがきっかけだったので、とても助かりました。

企業目線ですね、素晴らしいです。ありがとうございます。

話しているのは、キャリアエッセンスの「ジョブティ -日本初、体験型就活サービス-」です。これは、実際に業務を体験していただくことで、たったの90分であなたの実務上の実力を測ることができる画期的な就活サービスです。あなたが今まで気づかなかった自身の強みを見つけるきっかけになると同時に、学歴だけでは測ることができない本当の仕事力を磨くことができます。今後の選考に向けて、ぜひお試しください。

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『根拠のない自信』で乗り越えた学歴コンプレックス

僕から伺いたいことは一旦以上ですが、マサヤからなにかありますか。

はい、まず学歴フィルターを感じる経験があったかどうか伺いたいです。

企業さんがどう見ているかはあまり分からなかったんですが、学生間での学歴の意識はかなりあると感じましたね。それが顕著に出るのがグループディスカッションでした。例えば、一人東大生がいたらみんなそっちの意見によりがちなんですよ。絶対にその東大生より俺の意見の方が合ってるのに、明治と東大なら東大の方があってるんじゃないかっていう先入観で意見が寄るんですよね。そういったところで、学歴コンプレックスを感じすぎている学生が多いのかなと思いましたね。

なるほど、企業からのフィルターというよりも、学生感でのコンプレックスのようなものを強く感じたんですね。

はい。東大の人の意見が自分と違うから自分が間違ってるんじゃないかって思ってしまうと、グループとして話の内容が本当に薄くなってしまうんですよ。だからすごいもったいないと思っていたんですけど、どうにもできずにモヤモヤしていました。

小谷さん自身がそういったコンプレックスを持っていなかったのはどうしてなんでしょうか?

能力で負けてるって思ったことがないので。仕事やったらこの人たちより俺の方が絶対成果出せるなっていう根拠のない自信でメンタルを守っていました

強いですね〜

学歴コンプレックスを感じて萎縮してしまう人は多いと思うんですけど、そういう人たちはどうしたらいいんでしょうか?

自信を持つのが大事だと思うんですけど、それが結構難しいんですよね。
ただ、どこの企業いっても東大生とか自分より学歴が上の人っていると思うんですけど、スタートはみんな一緒なんですよね。学歴なんてちっぽけで、たかが日本の中のちょっとした学歴の差なんですよ。そういう風に考えると少しは自信もてるのかなと思いますね。

あとは、マイナスなことを言う人を周りに置かないっていうのは大事ですね。自分は仲良くしてる人たちがみんな素直でポジティブな人で、全然マイナスなことを言う人がいないんですよね。俺が落ち込んでる時でも、「宝聖、お前マジで出来るから。お前ほど能力高い奴いないから。」みたいに根拠のないアドバイスをくれる人ばかりで、それが自信に繋がりましたね。
マイナスな人の発言からは、ポジティブなことって何も生まれないので、なるべく周りにいないほうがいいのかなとは思いました。

なるほど〜ありがとうございます。

後輩へ、就活に向けてのメッセージ

最後に、これから就活をしていく後輩に向けてメッセージをいただけたら嬉しいです。

自分は就活の中で、人と話すことの重要性を強く感じたんですよね。他の人と話して、自分の考えと他人の考えを共有することで、自分の方向性に関して新しい道が見えることもあったし。だから、多くの人とじゃなくても、自分と倉田さんみたいに何回も同じ人と話すのでもいいんですけど、 そうやって人との会話を大切にしてやっていけば、ある程度うまくいくと思います。自分の方向性みたいなのがしっかり定まるので最終的な目的地でも後悔せずにいられると思います。

改めて、人と対話しながら進めていくという、小谷君らしい就活メッセージですね。
ありがとうございます。

ではそんな形で、本日は本当に貴重なお時間ありがとうございました。

ありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

今回は、明治大学22卒の小谷さんにインタビューを受けていただきました。

とても素直で優しい方であると同時に、自身の人生に対して強い意志をもっていると感じました。

これからの小谷さんの成功を祈っています。

みなさん最後まで読んでいただきありがとうございました!

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