【面接対策】マナーから頻出質問まで徹底解説

サマーインターンのESがいくつか通ったから、次は面接だ!
でもどんな面接対策をすればいいか全然分からない…。どんな質問がされるのか不安だよ。

私も色々と不安。面接官とお話しするときのマナーとかも全然知らないし…。
ここまで来たのにマナーがなっていなくて落とされるなんて絶対にいや。

その気持ち、とても分かるよ。
せっかくESが通ったから合格に向けて面接対策もバッチリ行いたいところだね。
この記事では、就活における面接の流れやマナー、面接当日までの対策や具体的な質問に対する対策に加え、面接でどんな事を見られているかまでしっかり解説していくよ。
間近に選考面接を控えている人はもちろん、今のところ面接の予定がない就活生にも役立つ内容が含まれているので、ぜひ読んでみてくださいね!

面接時の流れとマナー

①訪問〜受付

面接会場には集合時間に余裕を持って到着するようにしましょう。とはいえ、遅れてしまうのはもってのほかですが、張り切りすぎて早すぎる到着になってしまうのも考えものです。早すぎずギリギリにもならない、10〜15分前の到着がベストです。

到着したらまずは受付を済ませます。その際は所属と名前、訪問理由・要件を簡潔に説明して指示に従いましょう。

例)インターンシップの選考面接を受けに来ました、〇〇大学3年の〇〇です。人事ご担当の〇〇様にお取次ぎお願いできますか?

②待機

待機中はなるべくスマホを見たり本を読んだりせずに、静かに姿勢を正していましょう。社内や空間を多少見渡すのはいいですが、あまりにもキョロキョロしていると落ち着きがない印象を与えてしまうかもしれないので気をつけましょう。

この時点ですでに面接が始まっていると言っても過言ではありません。緊張しすぎない程度に周りの目を意識して適切な振る舞いを心がけて下さい。

③入室

名前を呼ばれたら扉を3回程度ノックし、「どうぞ」と返事が返ってきたら入室しましょう。入室後、後ろ向きで扉を閉めるとマナーが悪いとみなされてしまうので、一度扉に向き直ってから閉めるようにしましょう。

入室後は、自分からはっきりと挨拶(名前と時間を割いていただいたことへのお礼)をしましょう。面接官に言われてから椅子に腰掛けることにも注意です。勝手に座らないように!

④面接

いよいよ面接です。鞄は足元に置き、きれいな姿勢を心がけると○。受け答えの際につまらないミスをしてしまわないように言葉遣いには意識して答えるようにすると良いでしょう。

また、言葉だけでなく仕草や立ち振舞いにも気をつけて下さい。話すときに頭をかいたりコチを触ってしまうなどの癖がある人は、日頃から意識して直していくことをおすすめします。

⑤退室

面接終了後は自ら進んで「ありがとうございました」と挨拶をしましょう。扉を開ける前にもう一度向き直って「失礼いたします」の一言を忘れずに。入室時同様に扉は正面から開くようにして下さい。

退室後、何もなければ速やかに帰宅しましょう。素敵な社内だからといって許可なし社内を歩き回るなどの行為は悪印象を与えかねませんので気をつけて下さい。

面接当日までの対策

面接に向けてできる対策はたくさんあります。今の自分の立ち位置を再確認した上で自分に必要な対策をしっかりと練っていきましょう。ここでは「面接当日までの対策(事前準備)」に絞って対策例を紹介していきます。

自己分析

自己分析は面接までにしっかりと仕上げておくようにしましょう。自分自身ですら言語化できていない自分の特徴や強みは面接官にはなおさら伝わらないものです。面接本番までにある程度自分自身を定義し、強みや特徴を言葉で言えるようになっておきましょう。そうすることで面接官に自分自身のことが伝わりやすいだけでなく、自信を持って面接に挑むことができ、好印象を与えられる可能性が高まります。

自己分析の概要ややり方についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

業界研究・企業分析

業界研究・企業分析も面接の前に行っておきたい対策の一つです。企業に関する基礎的な質問(経営理念、業界内での立ち位置など)はもちろん、業界の成長性や規模についての質問も聞かれる可能性はあります。業界や企業についての基本的な知識はしっかりと頭に入れて面接に挑んで下さい。

業界研究・企業分析の概要ややり方についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

ESの見直し

面接ではESに書いた事に関する質問をされることもあります。面接前に自身が提出したESの内容をもう一度見返し、ESの内容を深ぼった質問をされても難なく答えられるようにしっかりと論拠をイメージしておきましょう。あなたが面接選考に進めたのは、ESに魅力があったからでしょう。その魅力を、文字+あなたの言葉でさらに魅力的に伝えられるといいですね。

ESの書き方について、こちらの記事で説明しているので、こちらもぜひご覧ください。

予想される質問への回答の言語化

総じて、この対策が面接において一番大切です。というのも、面接で行うのは結局、面接官から出される質問への受け答えだからです。これをある程度言語化しておかないと面接の際に考える時間や沈黙の時間が多くなってしまい、いい結果を得られなくなってしまいます。全てを原稿にする必要はありませんが、聞かれそうな質問に対してどんなこと(過去の経験やそこから学んだこと)を話すのか、あらかじめ想定しておくことをおすすめします。そうすることで、面接でのスムーズな受け答えができるほか、受け答え以外の要素(姿勢や言葉遣い)にも気を配ることができ、より良い面接になること間違いなしです。

予想される質問と、質問ごとの対策については次の章でご説明します。

面接で聞かれる質問対策

「自己紹介をお願いします」

面接の初めに自己紹介をお願いされる場合があります。このときは自己PR的なことをガッツリ発言するのではなく、単純に所属と名前、プラスアルファで軽く強みや特徴を述べる程度にしておきましょう。聞かれていないことを前のめりになって語ってしまうと、悪い評価に繋がりかねません。目安は30〜40秒程度です。

「弊社を志望した理由(志望動機)を教えて下さい」

志望動機は多くの面接で聞かれる基本的な質問です。この質問では、企業と学生のマッチ度や、学生がどの程度自社に興味があって受けているか(志望順位)をはかっています。そのため、自分の脳力や求めているものと、会社の業務内容や社風などがいかにマッチしているかをアピールすると良いでしょう。そのために、面接対策として企業のHPを見たり、その企業が取り組んでいることを把握しておくなどの企業研究を怠らずに行って下さい。

「自己PRをして下さい」

自己PRをして下さい。この質問で聞きたいのは、あなたがその会社で働くようになった際に、どれくらい再現性を持って働くことができるかです。あなたにはあなたの強みがあり、企業にはたくさんの部署や活躍の機会があります。それに対してあなたの強みがどのように活きて、どんな活躍が見込めるかを含めて話せると良いでしょう。そのために自己分析はもちろんのこと、プラス企業分析で自分の強みをより魅力的に伝えられると良いですね。

「学生時代に頑張ったことを教えて下さい」

いわゆるガクチカです。この質問では、この学生は今までどのようなことをしてきて、それによってどんな結果を残してきたのか、スキル面でのフィット感をはかっていると考えられます。この質問に対してありきたりでない(バイトやサークルなどの経験ではなく)回答ができるかは一つの差別化要因となります。面接やESでのこの質問対策として今のうちから何か新しいことにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

「あなたの長所・短所はなんですか」

なんでしょうか?すぐに思いつきますか?この質問に対しては事前に考えておかないとなかなかその場で答えるのは難しいかもしれません。自分自身のことをしっかり理解できており、それを活かしたり補ったりすることができるというのは今後社会で働く中でとても大事な要素です。自己分析をしっかりと行い、自分の長所や短所を認識しておきましょう。面接の際には、企業での予想される業務と紐付いた発言ができるとGOODです。

「あなたの就活の軸を教えて下さい」

志望動機と一部被るところもありますが、この質問も頻出です。どのような軸によってその会社を選んだのか、その軸は企業が掲げているものとマッチしているのか、しっかりと言語化して話せるようにしておきましょう。その質問によって企業は、志望動機と同様に自社とのカルチャーフィットを見ているのでしょう。多少「建前」担ってしまう部分もあるかもしれませんが、自分の考え方がいかにその会社の社風にあっているかを伝えられるといいですね。

「なにか質問はありますか?」

いわゆる「逆質問」というやつです。与えられた質問に答えるだけでなく自ら進んで質問することのできる姿勢や、そこから得られる学生の素質を見抜きたいというのが質問の意図でしょう。そのため、極力「特にありません」と言うのは避けましょう。評価がプラスにならないだけでなく、マイナスの評価担ってしまう可能性も大です。入社後に働いていく意思表示として「入社前に会社について学ぶ機会があるか」「業務内での逆境やその乗り越え方」などを聞くのが良いのではないでしょうか。

まとめ

今回は、

面接の流れとマナー
面接当日までの対策
面接で聞かれる質問対策

という3つの観点から面接対策について解説してきました。

大切なのは、志望企業との相性ををいかに魅力的に感じてもらうかです。

自己分析や企業分析を怠らず、万全な状態で面接に挑みましょう!

皆さんの健闘を祈っています。

>納得内定&入社後活躍のために

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